こんにちは!こふぁママです。
息子が保育園に入ってから1年が経過しました。
仕事復帰もあり、1歳3ヵ月頃からの入園。
初めの頃は、もう少し一緒にいたい気持ちと、息子に寂しい思いさせてしまうかも、、、と複雑でした。
「3歳までは親と一緒が良い」と言った〝3歳神話〟にも悩みましたね、、、(;^_^A
1年経った今、お友達も出来て楽しそうに保育園に登園する息子の姿に安心しています。
今回は、入園してから1年の振り返りと、通園している保育園が自由保育なので感じたことをお伝えしたいと思います。
最初の頃の気持ち
産まれてからの日々をほとんど一緒にいた息子。
1年近く毎日一緒にいると、少し離れるのも寂しかったです。
当初は保育園に入園にさせることに抵抗があり、可能であれば「自宅保育」したい気持ちもありました。
しかし、育児休暇の期限も迫り仕事復帰が控えていたのと、経済的にも働かねば、、、。
1歳での入園させることにしました。
思っていた以上に大変だったな、、、入園準備、、、。
忘れない姿と強くなる決意
まだハイハイ期の息子を保育園に入れるのは正直不安で、寂しい思いをさせてしまうことにごめんね。と思うことも、、、。
慣らし保育期間中は、親子共々本当に辛かったです、、、!
登園1日目に迎えに行った時の不安そうな顔と、涙で腫れていた目は今でも覚えていて忘れることはありません。
ママを見つけて泣く息子、、、そんな姿を見て涙がポロポロ、、、。
一緒に泣いてしまいました、、、(;^_^A
初めての人と慣れない環境で不安の中、頑張って待っていてくれたんだと思うと心が苦しくなりました。
「ちびは一生懸命頑張っている!ママが弱気じゃだめだ!」と反省し、強くなる決意をした初日。
2日目からは、笑顔で迎えに行くように心がけました!
見つけて走ってくる息子をギュっと抱きしめるお迎えTime。
1,2週間で泣かなくなると言われていましたが、結局1年ほど泣きながら登園するのでした…。
(泣くのは登園時だけで、お迎え行くとにっこり笑顔です!)
担任の先生のやさしさとサポート力
たまに悲しいニュースがあったりするけど、、、
息子の保育園の先生達は園長先生を含めても優しくて頼りになる先生ばかりで恵まれていると思う。
初登園の日も、一緒にもらい泣きする心やさしい担任の先生。
(一緒に頑張りましょう!って言ってもらえるのは心強かったなぁ…)
先生も忙しくて大変なのに、、、親子共々サポートしてもらいました。
安心できる環境になるように心がけていてくれたみたいで、息子のことを知ろうとしてくれていた気がします。
ちょっとしたことも報告してくれたり、手帳も毎回びっしり書いてあるのでビックリ、、、( ゚Д゚)!
今でもイヤイヤ期に入った時などアドバイスを頂いたり、園での対応の仕方なども伝えてくれたり、、、
先生の優しさに感謝しかありません。
どうやら息子はサブでいる先生がお気に入りのようで、園庭ではいつも一緒に遊んでいるとか、、、!
最初の頃は午前中も寝ていたので、縁側でお気に入りの先生の隣に座ってウトウト…していたようです(;^_^A
それだけ安心できる環境と人だったのでしょうね。
かわいかった園庭用の靴は、あっという間にドロドロに…。
自由保育の保育園
実は住んでいる地域の公立の保育園は、すべて「自由保育」でした。
(どうやら何年か前に町で決めたみたいです!)
私は、お遊戯とか集会とかあった保育園(一斉保育)に行っていたので、保育園見学の時は衝撃を受けました!
私立の保育園だと「一斉保育」がありましたが2か所のみ、、、!
自由保育に抵抗があったりすると、そこの2か所に集中するのか、とても人気で定員MAX状態。
発表会とかに憧れもあったので、【寂しさ半分、不安半分】でしたが、、、(;^_^A
自由保育の公立の保育園に入園させることにしました。
そもそも自由保育とは…?
〈子どもが主体〉となる保育方法のことで、〈保育士さんが主体〉となる「一斉(設定)保育」とは逆の形になります。
厳格に定義があるわけでもないので、その自治体や保育園によって多少の違いはあると思いますが…。
一般的な保育園のイメージだと、お遊戯(リトミック)や、お絵描きタイムと言った時間が設けられていたり、発表会に向けてみんなで練習する時間があると思います。
これが〈保育士さん主体〉の指導で、保育士さんが主体となってクラス活動してる形になるので一斉保育。
逆に自由保育となると、子どもがそれぞれ遊びを考える。したいことを自由に行う。と言った感じです。
一見「ほったらかし」に見えてしまう保育方法ですが、子どもが主体となる遊びの中で学べる環境を作ったり、〈子ども主体〉の中での支援や遊びの誘導をしているので、これはこれで大変そうですよね、、、。
ちなみにうちの子の保育園では…
基本的に、おもちゃはありません。
近くの工務店から材木や丸太などを頂いているみたいで、その材木などで子どもたちは何かを作って遊んでいます。
自然遊びが中心で、木の枝や木の実を拾ったり、温かい日は泥遊びが中心です。
土遊びなどもスコップなどはありません。
手で掘る子もいれば、枝を使って掘る、容器などを使う子もいる。と言った感じで、子どもが〈道具の代わり〉になるものを考えて遊んでいます。園庭用の靴は持っていっていますが9割の子が裸足で遊んでます(;’∀’)
発表会なども「練習する時間を設けない」主義なのでないです。
保育参観は、一緒に園庭で遊びながら日頃の様子を見るといった感じでした!
保育園では裸足で動き回るのが普通なので、公園に行ってもだいたい裸足になってしまいます…。
自由保育のメリット・デメリット
どんな保育方法でもメリット・デメリットはありますね。
とくに「自由保育」と言うだけで、放任と捉えられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私自身、自由保育の保育園へ入園させることに悩んでいた時期もありますし…
1年通園して感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
1.自分で考える力、想像力が育つ
遊びの方法は子どもが自分で考えて決めていくので考える力は育ちます。
どうしたらできるか、なにが必要かを子ども中心で考えて、先生は助っ人と言った感じ。
保育園に入園してから、見立て遊びも上手になった気がします。
自然遊びは本当に上手で、枝や木の実、葉っぱなどでずっと遊べそう…!!
ないものは作る!と言った発想で、家でも遊びを見ていてビックリすることも、、、!
2.興味関心が広がり、個性が伸びる
先生からの指示で遊ぶわけではなないので、基本的には自分の好きなことを追求できる環境にあります。
一時期、ダンゴムシ探しにハマり毎日ダンゴムシを探して過ごしていたことも…(;^_^A
好きなことに没頭できる分、集中力は増すかも…?
園庭でもお散歩中でも探索の毎日。
家では止めてしまうことも保育園では行えるし、伸び伸びと過ごせているみたい!
毎日泥んこ遊びさせてもらえる環境は感謝しかありませんっ!
3.子ども同士の自然な関わり合い
先生が率先して関わらせるというよりも、子どもたちが自然と集まったり遊んだりしていることの方が多いです。
上のクラスのお兄さんお姉さんから、遊び方を教えてもらったり見て覚えたり。
夏は野菜の収穫で緑のトマトを取ってしまった息子。
少し上のお姉さんが「赤くなったトマトを取るんだよ~」というやり取りがあったとか!
良くも悪くも、大人からよりも子ども同士の方が吸収しやすいみたいで、いろんなことを覚えてきますね!
デメリット
1.集団行動に馴染めにくい
基本的に自由に好きなことをしている環境にあるため、集団行動の場も少ない傾向にあります。
住んでいる町でもよく聞く話なのですが、保育園の環境と小学校の環境の差がありすぎて小学校入学時が大変だとか。。
最初の1学期は教室から出てしまう子も多いみたい(;^_^A
友達に興味がないとか、元々集団行動が苦手だったりすると1人で遊んでいることもあるかも。
ちなみに息子も、集団は苦手のようで入園当初は先生と1:1での遊びを楽しんでいたとか、、、。
今でも集団行動は苦手で、イベント時などはソワソワしてどこかに行ってしまうみたいです(;’∀’)
それを止めることはないので、落ち着くまではみんなと違う行動をしてることもしばしば、、、。
2.先生の保育力次第
〈子ども主体〉の線引きって難しいと思う、、、!
先生が入り込みすぎてもダメだし、1つ間違えば「放任」になってしまうし、、、。
環境を整えたり、程よい支援が求められる自由保育。
先生のやる気次第というか、経験力で変わってしまうような気がしますよね(;^_^A
3.自由になりすぎる
保育園での過ごし方が普段のお出かけでも出てしまうことも、、、(;^_^A
安心な環境だからこそ自由に遊べたりすると思うのですが、、、、
そのままの感覚で普段の公園やお出かけ中に遊ばれちゃうと危ないなーと思うこともあります。
あとは、自由保育じゃない保育園に行っている子との差だったりは感じますね…(;’∀’)
保育園では、裸足で園庭を走り回ったりするので、お店の中でも窮屈だと靴を脱いじゃう…。
まとめ
1年間、自由保育の保育園に通って感じたメリット・デメリットをご紹介しました。
一斉保育も自由保育も、それぞれに良いところがあります。
感じ方も人それぞれ違うと思うので、今回私が感じたメリットをデメリットと捉える方もいらっしゃると思います。
保育園によっても取り入れ方などは違うと思うので、見学の際にしっかり確認してみるのも良いですよね(^^)
当初は発表会などもないし、少し後ろ向きに感じていた保育園。
1年通ってみると魅力を感じることが多くて、私個人としては自由保育で良かった。と思っています。
もしかしたら、今から問題は出てくるのかもしれないけれど…(;^_^A
今の我が子の姿を見ているとプラスの面の方が多かったと思います。
大切なのは子どもに合うか
自由保育、一斉保育など、保育方法や教育方針は保育園によって様々です。
1番大切なのは〈子どもが過ごしやすい環境〉かどうか。
十人十色、1人1人性格も違いますし、自由保育が合う子もいれば、一斉保育が良い子だっていると思います。
余談ですが…
息子は自由保育の環境が合っていたのでしょう。
とくに通っている保育園は、自然との関わりが多くてありがたい✨
裸足で園庭を走るのも、泥んこになるのも悪いとは思っていなくて☺(準備とかドロドロ肌着とか大変だけど)
土の感触や匂い、葉っぱの形など….自然を五感で感じる良い機会だな。って思っています。
(我が家の教育方針にも近い感じ☺)
裸足で過ごしたり、薄着を免疫を付けていく感じとか…!
食べ物も町で工夫しているみたいで!添加物は使わない給食や地元食材を積極的に使っていたり(^^♪
赤ちゃんの頃から手作りウィンナーとか作っている私からしたらありがたすぎるこだわりでした(/_;)✨
発表会がないのは少し寂しいけど、我が子が過ごしやすい保育園でよかったと思っています。
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